【みんなの一歩・1年目】はじめてパソコンに触れた日のこと
2024年、NPOつなぐは「みんなの一歩」という小さなプログラムをスタートさせました。調布学園の子どもたちに、パソコンと一緒に学ぶ時間を届ける取り組みです。
最初はシンプルな考えからはじまりました。「社会に出るとき、パソコンが使えたら少し楽になるかもしれない」。そんな思いで、みんなが一緒に参加するPC講座を開きました。
マウスの動かし方から、文字の打ち方まで。はじめてパソコンに触れる子も多く、最初はおそるおそるキーボードを叩いていた子が、気がつけば夢中になっていたりして。そんな姿を見ているだけで、スタッフ一同、なんともあたたかい気持ちになりました。
一方で、少し気になることもありました。同じ説明をしていても、ぐんぐん吸収する子もいれば、「これ、なんのために使うんだろう」という顔をしている子もいる。全員が同じペースで、同じ内容を、というやり方では、一人ひとりの「好き」や「得意」に届きにくいのかもしれない——そんなことを感じた1年目でした。
うまくいったこと、うまくいかなかったこと、どちらも正直に受け止めて、来年はもっとそれぞれに合ったかたちを考えてみよう。そう話し合いながら、1年目の活動を締めくくりました。
小さな一歩でしたが、子どもたちと一緒に過ごしたあの時間は、私たちにとっても大切な宝物です。引き続き、温かく見守っていただけたら嬉しいです。

